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2018-05-11

第14回「現代社会を考える談話会」

第14回「現代社会を考える談話会」(6月9日)のご案内

主催  NPO法人紫明倶楽部

テーマ「幸福とは何か」

担当者 加茂直樹の紹介

 1936年生まれ。京都教育大学名誉教授。京都教育大学、京都女子大学現代社会学部で39年間勤務。専門は社会哲学。著書に『生命倫理と現代社会』1991年、『社会哲学の諸問題』91年、『社会哲学の現代的展開』99年、『現代社会論ノート』2005年、『現代日本の家族と社会保障』10年、『社会保障の哲学』12年、『平和的秩序の確立を求めて』16年がある。

趣旨説明

 幸福は人間にとっていちばん大事なものと言えるでしょうが、幸福についての学問は成り立たないと言われています。現代の重要な制度になっている社会保障も、それだけで個人個人を幸福にするとは言えず、せいぜい不幸の原因を減らすことしかできません。現代に生きる私たちは、半世紀前に比べても、経済的・物質的にずっと豊かになりましたが、最近の世相を見ると人心の荒廃が目立ち、それだけ幸福になっているとは思えないのが現実です。

取り上げる項目

Ⅰ 幸福そのものについて論ずるのはなぜ難しいか
Ⅱ 幸福論は何を主張するか
Ⅲ 幸福についてのさまざまな論点
Ⅳ 豊かさと幸福
Ⅴ 現代医学は不幸をどれだけ克服したか

要項

日時  69日(土)午後2時半から5
場所  紫明会館2階談話室(紫明通り新町東入北側
定員  充分な話し合いができるように、約15名(先着順)とします。
会費  11500円(会場費、資料準備費、茶菓代などにあてます。
予約  電話:0754114970 Fax0754114976
Eメール:qualityoflife@shimei.club、加茂:nkamo1118@kyoto.zaq.jp
 終了後、南座近くの居酒屋で、懇親会を開きますので、多数ご参加ください。

なお、この談話会を含めて、NPO法人紫明倶楽部が関わるさまざまな事業・催し物については、http://www.shimei.club をご覧ください。

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