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2016-09-19

10月16日(日)探Q複数の視点で考えるカフェ
「法と道徳 ~いま何が問題か~」

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~紫明会館哲学講座~

・10月16日(日)

「法と道徳 ~いま何が問題か~」

14:30~17:00

紫明会館1Fデイルーム

参加費1,500円

講師 加茂直樹(京都教育大学名誉教授)
司会 藤田大雪(京都光華女子大学講師)

いかにも堅苦しいテーマを掲げましたが、二大社会規範としての法と道徳は、私たちの日常生活と密接につながっています。悪いことをしたら刑罰を受けますが、このごろのような複雑な世の中になると、法律に違反しているのかどうかわからない行為も多くあります。道徳は法律に比べると捉えにくい存在ですが、私たちがスキャンダルに巻き込まれたような場合には、社会道徳の一つの表れである世論は、刑罰以上の重みをもって私たちに迫ってきます。週刊誌、テレビなどのマスメディアやインターネットの普及が、このような傾向に拍車をかけていることは、皆さんがご存知の通りです。
このカフェでは、法と道徳の両者はどのように区別され、どのように関わり合うかについて、考えていきたいと思います。面白みのない難しいテーマのように見えるかもしれませんが、具体的な例にあてはめてみると、身近な問題であることを理解していただけるはずです。
以下は一応の目次です。
1 誰のための法と道徳か
2 規範をなぜ守るべきか
3 キリスト教が支配的であった欧米社会
4 社会道徳と個人道徳
5 道徳と世論
6 道徳の独自の役割
なお、今回は概論的な話題提供が主ですが、次の機会があれば、安楽死、自殺、妊娠中絶、体外受精、売春、ポルノの法規制などの具体的なテーマを直接に取り上げてみたいと思います。

お申込み:075-411-4970 特定非営利活動法人 紫明倶楽部
qualityoflife@shimei.club

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